おだしが香るしっとり柔らかいローストビーフは、特別な日の食卓を彩る贅沢な一品。おせちはもちろん、ホームパーティーやお祝いの席にもぴったりです。和風のつけだれが染み込んだお肉は、ひと口食べるとじゅわっと広がる旨みが格別!冷めても美味しく、保存がきくのでいろいろアレンジして楽しんで。
おいしくつくるポイントは①お肉を焼く前に常温に戻すこと。②鋳物の厚手のお鍋を使うこと。
じっくり湯煎で火入れすることで、プロ顔負けの絶妙なレア感を再現。年末年始の忙しい時期でも下ごしらえから仕上げまで簡単だからローストビーフ初挑戦の人にもおすすめです。
つけだれに使うだしの香りとみりんの甘みが、しっとりとしたお肉に奥行きのある風味を与えます。そのままスライスして楽しむのはもちろん、わさびや柚子胡椒を添えれば一層味わい深く。おもてなし料理としても一目置かれること間違いなしです。


材料(2~4人分)
牛肉の塊肉(300~400g)
塩 … 肉の重さの1%(3~4g)
オリーブオイル … 適量

〈つけだれ〉
だし汁 … 150ml
醤油 … 大さじ4(60ml)
みりん … 大さじ4(60ml)
にんにく … 1片(薄切り)

〈用意するもの〉
厚手の鍋(鋳物鍋がおすすめ)
湯煎用ビニール袋(アイラップなど)2枚


作り方
下準備
肉を焼く1~2時間前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。

①小鍋にだし汁、みりん、スライスしたにんにくを入れて火にかける。

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②煮立ったらアルコールを飛ばし、醤油を加えてひと煮立ちさせたら火を止めて冷ましておく。
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③フライパンを中火で熱し、焼く直前に塩を肉全体に振る。手にオリーブオイルをとり、肉全体にしっかりなじませたら、全ての面を30秒ずつ焼いて焼き色をつける。
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④ビニール袋(今回はアイラップを使用)に焼いた肉を入れ、冷ましておいたつけだれを注ぐ。袋の空気をしっかり抜いて口を縛り、さらにもう1枚袋を重ねて二重にして封をする。
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